仮想通貨の損益を計算② 2021年分を実際に計算

 

目次

 

はじめに 前回のおさらい

 

前回の記事で

 

・仮想通貨の損益計算について解説

・総平均法、移動平均法がある

・どちらを選ぶかは自由だが、次年度以降変更はできない

・原則税金を先送りできる方法がおすすめ

 

といった内容を書きました。

 

今回は私の口座を見て実際に計算してみようと思います。

 

 

取引履歴をダウンロード

 

私が使っているGMOコインでは、ログイン画面で取引履歴のダウンロードができます。

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GMOコインのログイン画面



CSVダウンロードを押すと、取引履歴は以下のようになります。

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2021年 取引履歴



私はビットコイン(BTC), イーサリアム(ETH)の2つを売買しています。

 

履歴を見ると頻繁に売買しているように見えますが、実際には部分約定が連続しているだけです。

 

販売所ではこうはなりませんが、取引所では小さな取引が多数行われてしまうためです。

 

これを総平均法、移動平均法で計算します。

 

 

平均取得単価と売買損益

 

総平均法

 

ETHは平均取得単価が166,090円で、3.96ETHの買い。

平均144,931円で3ETH売り。売買損益は -63,477円

 

BTCは平均取得単価が4,783,947円で、0.095BTC買い。

平均5,923,078円で0.0406BTC売り。 売買損益は +46,249円

 

 

移動平均

 

ETHは2月28日の売りで+58,270円。ポジション0

その後8月13日までの買いで平均取得単価が292,910円で、0.96ETHを保有

 

BTCは2月28日までの買いで平均取得単価が4,762,955円で、0.0856BTCを保有

その後4月29日の売りで0.0406BTCを売却。売買損益は+47,100円。

12月1日までの買い増しで平均取得単価が4,799,614円で、0.0544BTCを保有

 

 

2通りの平均取得単価、損益の違い

 

 

総平均法

移動平均

BTC 平均取得単価 

478万円

480万円

BTC 売買損益

+ 4.6万円 

+ 4.7万円

ETH 平均取得単価

 16.6万円

 29.3万円

ETH 売買損益

- 6.3万円

+ 5.8万円

損益合計

- 1.7万円

+ 10.5万円 

 

 

2つの計算で、損益は12万円以上の違いが出ました。

BTCはほぼ同じでしたが、ETHは大きな違いが出ました。

 

計算方法によって20万円(確定申告が必要な金額)を超えるか超えないかという人もいるでしょう。

 

自分が損しないためにもしっかり計算する必要がありますね。

 

 

 

計算が面倒くさい

 

今回自分でやって痛感しましたが、計算が非常に面倒くさいです。

 

特に総平均法の場合は売買するごとに売却益も変わるので、自分が確定申告が必要なのか、いくら納税するのかがわかりません。

 

一方移動平均法は損益はその都度確定しますが、計算はより複雑です。

 

もっと仮想通貨業界が成熟してくれば、かつてのFXのように申告分離課税に移行したり、損益計算がもっと便利になったりすると思います。

 

それまで頑張りましょう。笑

 

 

まとめ

・自分の仮想通貨損益を計算した

・総平均法と移動平均法で損益に大きな違いが出た

・計算の面倒くささを痛感

 

できれば来年は取引ゼロで終わらせたいなと思いました。

参考になれば。

 

仮想通貨の損益を計算 総平均法と移動平均法について

 

目次

 

はじめに 仮想通貨(暗号資産)の損益計算は株と異なる

 

株などを売買した場合、証券口座を確認すれば売却損益はすぐにわかるようになっています。

 

しかし仮想通貨は売買の計算方法が複雑で、仮想通貨を預け入れたり、別の仮想通貨に換えた場合などはより複雑になります。

 

計算方法によっては、確定申告が必要な場合もありますので、正しく理解して適切な処理をしていきましょう。

 

 

またどのような場合に総平均法を選択すべきか、移動平均法にすべきかについても解説します。

 

 

 

株式などとの損益通算はできない

 

これは有名な話ですが、株式の売却損益や配当などとの損益通算はできません。

 

また売却益は雑所得となり、給与所得などと合わせて累進課税が適用され、所得財が課税されます。

 

 

 

総平均法と移動平均

 

仮想通貨の売却損益、計算方法は2種類あります。

 

それが総平均法と移動平均法で、納税者がどちらかを選んで申告することができます。

 

ただし年ごとに計算方法を変えることはできないので、はじめにしっかり計算して検討しましょう。

総平均法:

1年間の買い付けをまとめて計算、売却もまとめて計算。

同一年度の「総平均」の買付単価、売却単価を計算する。

 

移動平均法:

売買が行われたその都度、平均取得単価を計算する。

総平均法に比べて、より実態に近い。

 

 

具体例で計算

 

文章だけだとわかりづらいので、具体例で考えてみます。

 

なお国税庁のHPに具体例が載っています。

 

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/virtual_currency_faq_03.pdf

 

 

ここではさらに簡略化して考えてみます。

 

100万円で2BTCを買い

200万円で1BTCを売り

250万円で1BTCを買い

 

という売買を1年間で行ったとします。

 

総平均法では2回の買付をそのまま計算します。

(100万円 × 2 + 250万円 × 1) ÷ (2 + 1) = 150万円/BTC

 

200万円で1BTC売っているので、売却益は(200万円 - 150万円) × 1 = 50万円となります。

 

 

移動平均では売った時点で売却益を計算します。

 

売却益は100万円ですね。

 

ここで100万円の1BTCが残っているので、2回目の買付と平均すると、

 

(100万円 × 1 + 250万円 × 1) ÷ (1 + 1) = 175万円/BTC

 

175万円が平均取得単価になります。

 

 

以上をまとめると売却益、取得単価はそれぞれ以下のようになります。

 

 

総平均法

移動平均

売却益

50万円

100万円

平均取得単価

150万円

175万円

 

 

総平均法の方が売却益は少なく、その代わり取得単価は下がりました。

 

取得単価が低いということは、来年以降の売却益、また税金が高くなることを意味します。

 

2021年のような仮想通貨が上昇していた年では、同じような傾向の方が多いと思います。

 

 

 

どちらの計算を選ぶべきか

 

総平均法を選択すべき場合

 

上で示したように、上昇相場では総平均法の方がその年の売却益が少なくなることが多いです。

 

今年多くの利益が出た方に関しては、税の先送りのために総平均法を選択するべきだと思います。

 

税の繰延効果についてはこちら

shotaro37.hatenablog.jp

 

また総平均法は計算が簡単です。

難しい計算をしたくない方もこちらがよいかもしれません。

 

 

移動平均法を選ぶべき場合

 

短期売買をしている方では、こちらの方が売却益が少ないという方もいるでしょう。

 

そのような場合にはこちらがおすすめです。

 

また今年の所得が少ない方は、所得税率が低いうちに支払ってしまうのも良いでしょう。

 

 

 

総平均法で今年の税金を下げるテクニック

 

総平均法では後から買付単価を上げることができます。

 

もし今年の売却益が大きくなってしまっている場合は、買い足して買付単価を上げる (=売却益を減らして今年の税金を安くする) ことができます。

 

もちろんリスク許容度以上に持ってはいけませんが、テクニックの一つとして知っておいても良いでしょう。

 

 

まとめ

・仮想通貨の損益計算について解説

・総平均法、移動平均法がある

・どちらを選ぶかは自由だが、次年度以降変更はできない

・原則税金を先送りできる方法がおすすめ

 

仮想通貨は自分で計算しないといけないので、まずは両方とも計算をして検討してみましょう!

デュアルモメンタム(ADM)を再検証 優位性は失われていない

 

 

目次

 

 

はじめに デュアルモメンタムのおさらい

 

私の投資手法のメインであり、当ブログのメインテーマの一つであるデュアルモメンタムについて今回は書きます。

 

改めてデュアルモメンタムとは、デュアル=2つのモメンタム投資を組み合わせたもので、モメンタム投資というのは順張り投資です。

 

具体的に私が行っているのは以下の通り。

 

① S&P500(VOO)について、3ヶ月前、6ヶ月前と比較した騰落率の合計を計算。

 

例えば現在の株価が4,000、3ヶ月前が3,500、6ヶ月前が3,200なら

 

4000/3500 → +14%

4000/3200 → +25%

合計 +39%

 

という風に計算します。

 

② 同様に非米国株(VSS)について同様に計算。

③ ①がマイナスならば長期米国債(VGLT)を購入。

④ ①がプラスならばVOOとVSSで騰落率が高い方を購入

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デュアルモメンタム(ADM)のフローチャート

より詳しいモメンタム投資についてはこちらから

shotaro37.hatenablog.jp

 

 

 

投資開始から1年が経過 振り返りをする

 

さてこのやり方は私が考えたものではありません。

 

engineered portfolioというサイトで紹介されていた手法をほぼそのまま使っています。

(投資法はAccelerating Dual Momentum, ADMという名称)

 

 

engineeredportfolio.com

この手法が紹介されたのが2018年5月、私がデュアルモメンタム投資を開始したのが2021年1月です。

 

それ以降現在まで、この手法は有効だったのでしょうか。

 

それを今回は確かめたいと思います。

 

 

 

アクティブ運用はバックテスト通りにはいかない

 

スマートベータ投資という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

バリュー、小型、モメンタムなどのアノマリーを利用して、インデックスを上回ろうという戦略です。

 

またどんな手法でも良いのですが、バックテストで良い結果が得られるトレード方法なんて無限に見つけられます。

 

しかしそんな都合の良い話は存在せず、色んな商品、手法が登場してはあっけなく消えていきます。

 

もし本当に儲かる手法があったとしても、公開された瞬間に真似されて優位性は失われてしまいます。

 

考えてみれば当たり前の話ですね。

 

“Smart” Performance Only Exists in Backtests

「スマートな」パフォーマンスはバックテストにしか存在しない

The Smart Beta Mirage by Shiyang Huang, Yang Song, Hong Xiang :: SSRN

 

 

一例として、以前トレンド・アロケーション・オープンという投資信託を紹介したことがあります。

shotaro37.hatenablog.jp

 

 

これはコロナショックで損切りして、1年間買い戻しなしという大悪手を放ってしまったファンドです。

 

しかし当然ながら、運用開始前はうまく下落を抑えながらリターンが得られると考えていたはずです。

 

しかもこれは泡沫ファンドなどではなく、ピーク時には1600億円以上の純資産額があった巨大ファンドです。

 

 

 

なぜモメンタム投資を始めたのか

 

私は常々、全世界株インデックス、一括長期投資が最適解だと言ってきました。

 

そしてインデックスを超えようとしたらどうなってしまうかは前述した通りです。

 

 

ではなぜモメンタム投資なんて始めたのか。

 

それは「モメンタムというアノマリーは人間の本能に基づいたものであり、失われる事はない」と考えたためです。

 

 

 

本題 2018年以降のデュアルモメンタムはどうか

 

ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが、デュアルモメンタムは公開以降も高リターンを得られているのでしょうか。

 

結果はこちら。

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デュアルモメンタム(ADM) 2018年以降のパフォーマンス



 

青がデュアルモメンタム、黄色がS&P500です。

 

大きな差ではありませんが、デュアルモメンタムがほぼ一貫して米国株を上回っています

 

これだけでも十分すごい事なのですが、別にリターンに大差ないから普通に米国株持っとけば良いじゃん、って思うかもしれません。

 

しかし「デュアルモメンタムは上げ相場には弱い、その代わり長期下落時に資産をほとんど減らさない」という傾向を踏まえると話は変わってきます。

 

デュアルモメンタムが不利な上昇相場だったにもかかわらず、少なくともS&P500にリターン負けていません。

 

つまり下落相場での保険を持ちつつ、手法公開後の数年間の上昇相場でも勝っている、この手法が有効であり続けているということが分かるわけです。

 

 

 

これまでも、これからもおすすめできる投資法である

 

世の中には星の数ほど投資法がありますが、公開から3年以上も高リターンを継続しているものはかなり少ないと思います。

 

長期ホールドのインデックス投資もしつつ、デュアルモメンタム投資も引き続きおすすめしたいと思います。

 

 

 

まとめ

・デュアルモメンタムについておさらい

・アクティブ投資は、バックテスト通りに運用できない

・デュアルモメンタムは、公開から3年以上経過して、米国株を上回っている

・しかもこの期間は上昇相場で、モメンタムには不利であった

・これからもデュアルモメンタムはおすすめ

 

「デュアルモメンタムは今でも有効だよ」っていうだけなのにこんなに長くなってしまいました😅😅

参考になれば。

iPhoneでよく見る写真を一発で開く方法 byたろう

ウィジェットやショートカットなどかつてはAndroidOSの特権だった便利機能が少しずつiOSにも採用されています。

 

iPhoneで、サッとアクセスしたいファイルを開くのに、いちいち探すのが煩雑なので、

ホーム画面からワンタップでアクセスできるようにショートカットを設定してみました。

※全て純正アプリで無料でできます。

 

手順

①お気に入りフォルダ作成

f:id:shotaro37:20211211163301j:image

ファイルアプリのこのiPhone内に新規フォルダ「★お気に入り」を作成。

f:id:shotaro37:20211211164002j:image

****************************************************

②フォルダ内へファイルを入れる

使用頻度の高い写真やPDFなどを、前述の★お気に入りのフォルダに保存。その写真を何回か開く。

f:id:shotaro37:20211211164134j:imagef:id:shotaro37:20211211164138j:image

****************************************************

③アプリを終了

ホーム画面に戻ってバックグランドのアプリを全て閉じる(おそらく、この動作で最近使ったファイル情報が他のアプリへ提供される)。

****************************************************

④ショートカットを作る

f:id:shotaro37:20211211163310j:image

ショートカットアプリを開き、マイショートカットタブで、右上の「+」をタップし、

新規ショートカットを作成画面を立ち上げる。

****************************************************

⑤アクションを作る

+アクションを追加をタップしAppアイコンをタップしファイルアプリをタップすると、

f:id:shotaro37:20211211164230j:imagef:id:shotaro37:20211211164236j:image

最近アクセスしたファイルやフォルダが出てくる。先程作った「★お気に入り」フォルダをタップするとアクションが作成される。

f:id:shotaro37:20211212011653j:image

 

右上の次へをタップし、ショートカットの名前やアイコンを設定してをつけて、完了をタップ。

f:id:shotaro37:20211212011704j:image

****************************************************

⑥ホーム画面にアイコン作成

できたショートカットアイコンの右上にある(•••)をタップしホーム画面に追加をタップすると、ホーム画面にフォルダへのショートカットが作成される。

f:id:shotaro37:20211212011631j:image

 

これでホーム画面から一発で目的のフォルダが開けます。もっと簡単にするには、⑤アクションを作るステップで開くオブジェクトをファイルにすれば、ショートカットの実行ですぐにファイルを開けます。

 

 

手術中は調べごとが出来ないので手技は覚える必要がありますが、MMSEのテスト、術前機能評価など暗記するのが無駄なものは、サッとアクセスできるようにすると便利です。

暗記が減れば、その分私たちの脳のメモリを有効活用できますね。

 

iPhoneの便利機能について他のブログにないものを紹介してみました。

全部純正アプリで無料でできます!是非試してみてください。

 

新興国債券という選択肢 おすすめファンドはこれ!

 

目次

 

 

はじめに 

 

資産運用を行う上で、分散投資は欠かせません。

 

株式と債券、国内と海外、先進国と新興国、ペーペーアセットとコモディティなど。

 

その中で特に最近は株式、特に米国株への重点投資が多いように感じます。

 

しかし今回は新興国債券という、あまり注目されていないアセットについて紹介していきます。

 

 

 

新興国債券について

 

新興国国債保有することで、利息や値上がり益を狙うという投資です。

 

新興国とは後述しますが、中国、トルコ、インドネシア、メキシコなどが該当します。

 

一つの国や通貨で保有するとリスクが高いので、投資信託(あるいはETF)と言う形で分散するのが良い選択となります。

 

 

新興国債券の特徴

 

リスクリターンに優れた商品である

 

eMAXIS slimなどに代表される、8資産のリスクリターンをプロットした表がこちらになります。

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8資産のリスクリターン

赤線の左側は、8資産均等よりもリスクリターンに優れているゾーンですが、国内債券と新興国債券のみがこちら側にあります。

 

ある程度のリターンが出ているアセットでは新興国債券のみになります。

 

もちろんこれは過去一期間の結果なので、切り取る期間によって結果は変わるし、将来のリターンもわかりません。

 

しかし少なくとも投資候補として検討すべき対象であると考えられます。

 

 

株式と同じような値動きをする

 

こちらの株価チャートをご覧ください。

 

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EMBとIEFの比較チャート trading viewより



これは米国中期国債(IEF)と、エマージング・マーケット債券(EMB)の5年比較チャートになります。

 

ここで注目して頂きたいのは2020年3月のコロナショックです。

 

新興国のEMBは株式同様暴落しているのに対し、IEFは逆に値を上げています。

 

債券は株式と逆相関だから保有することでリスクが下がる、と言われますが、これは新興国債券には当てはまりません

 

新興国債券 → 少し値動きの小さい株式 という認識をすべきだと思います。

 

 

 

 

おすすめファンド

 

iFree 新興国債券インデックス

 

www.daiwa-am.co.jp

 

投資信託で最もお勧めなのはiFreeシリーズ商品です。

 

詳細は比較の欄で書きますが、純資産額が60億円以上と大きく安心感があります。

 

また最も大事なコストも0.242%/年と安く、最も多くの人にお勧めできる新興国債券ファンドです。

 

 

eMAXISシリーズにも新興国債券インデックス (eMAXIS Slimではありません)はありますが、信託報酬が0.66%/年と高いためお勧めできません。

 

 

 

新興国債券(為替ヘッジなし)ETF(2519)

 

nextfunds.jp

 

ETFでは2519がおすすめです。

 

詳細は比較の欄で書きますが、信託報酬は最も安く、0.209%/年です。

 

問題点としては以下が考えられます。

 

出来高が少なく、1日100株以下の日もある。流動性に不安がある

→マーケットメイク対象であるため、大きな問題ではない

 

・買い、売りの段階で手数料(現在はそれぞれ0.3%)がかかる

→長期投資ならば大きな負担にならない

 

 

1566もありますが、コストが高いためあまりおすすめできません。

 

またEMBやVWOBといった米国ETFという選択肢もありますが、保有コストが安くないこと(0.25%/年以上)、為替や売買に手数料がかかることからお勧めできません。

 

 

 

 

新興国債券ファンド 比較 (2021/12/07現在)

 

 

iFree 新興国債券

新興国債券ETF  2519

投資国Top3

中国、インドネシア、メキシコ 

トルコ、メキシコ、インドネシア 

分配利回り

なし(自動再投資)

3.77 /

信託報酬

0.242% /

0.209% /

実質コスト

0.34% /

0.23% /

売買時手数料 

0

往復 0.6%

純資産額

62億円

17億円

 

 

 

おすすめファンド 結論

 

配当を受け取りたい人はETF(2519)

 

新興国債券の大きな魅力といえば、高い配当利回りですよね。

 

これを受け取れるのはETFなので、そのような方へのお勧めは国内ETF 2519 になります。

 

 

それ以外の人はiFreeを

 

一方それ以外の方には、私はiFree 新興国債券インデックスがおすすめです。

 

資産形成期には配当を受け取らない方が投資効率が良く、ETFのように出来高を心配する必要がありません。

 

このままのコストが続くと仮定すると、6年以上保有する場合にはETFが有利で、それ以下ならiFreeが有利になります。

 

実際には6年以上保有する人は少ないと思うので、コスト面でもiFree が最も安くなる可能性が高いです。

 

 

 

まとめ

新興国債券について紹介

・これまで比較的リスクリターンに優れた商品だった

投資信託ならばiFree、ETFならば2519がおすすめ

・配当を毎回受け取りたい人以外はiFreeが最もおすすめ

 

個別で買わなくても、8資産均等ファンドを買う選択肢も有力だと思います。

参考になれば。

先進医療特約は不要 専門医の視点で解説

 

目次

 

 

はじめに 先進医療とは

 

一般に医療は保険診療自由診療に分かれます。

 

そしてこれらを同時に行うことはできません。全て自由診療となり、全額自己負担となります。

(混合診療の禁止)

 

しかし一部例外があり、それが先進医療です。

 

認められた治療・検査の先進医療部分だけを全額自己負担し、残りは保険診療で行うことが可能になります。

 

その対象治療・検査は以下の通りです。

f:id:shotaro37:20211205220736p:plain

先進医療Aの該当技術名 厚生労働省HPより



 

見ても全く分かりませんよね。笑

 

簡単に言うと、ごくごく一部の診療がこの先進医療対象だということです。

 

 

そしてこの自己負担分をカバーするのが、民間医療保険の中の先進医療特約となります。

 

今回はこれについて少し解説します。

 

 

 

そもそも民間医療保険は不要

 

最近いわゆる金融リテラシーが高い人の間で、民間医療保険はいらないと言われてきています。

 

私も民間の保険には入っていません。

 

生命保険料控除目的に明治安田生命の「じぶんの積立」に入っているだけです。

 

shotaro37.hatenablog.jp

 

 

今回の話は民間医療保険の付帯の話なので、そもそも保険に入っていない人には関係ない話です。

 

しかし既に加入している保険がある場合、あるいは保険そのものの考え方などに応用できると思います。

 

 

 

先進医療特約で、保険料はいくら変わるのか

 

チューリッヒ生命 「終身医療保険 プレミアム DX」でシミュレーションします。

 

40歳男性、保険料は65歳払込満了でシミュレーションします。

 

契約内容はデフォルトのままで、先進医療特約の有無で比較します。

 

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医療保険 先進特約あり

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医療保険 先進特約なし



年間2,109円の違いとなりました。

25年間の払い込みで、総額52,725円を支払うことになります。

 

さて、この金額は価値に見合うものなのでしょうか。

 

 

 

 

高額なのは粒子線治療だが…

 

先程の表の中で、多くの人が関係するところで、かつ多額なのは粒子線治療(陽子線・重粒子線)でしょう。

 

つまりこれを使う可能性があるかどうかで考えていけば良いということになります。

 

粒子線治療は一連の治療で300-400万円程度かかります。

 

これだけお金がかかると先進特約はあった方がいいように思えます。

 

しかしこれには大きな問題が2点あります。

 

 

先進特約が不要な理由

 

粒子線治療は必須ではない

 

放射線治療保険診療X線でも十分治療することができます。

 

仮に先進特約に入っていなかったために粒子線治療が受けられなくなったとしても、大きく治療効果を損なうことはないと考えます。

 

 

また施設によっては粒子線の扱いに慣れたスタッフが少なく、かえって悪い治療となってしまうこともあります。

 

 

先進医療の対象は毎年変わる

 

粒子線治療領域の先進医療の対象疾患は毎年変わります。

 

近いうちに先進医療から粒子線治療そのものが消える可能性すらあります。

(全ての疾患が保険診療自由診療に分類される)

 

 

 

漠然とした不安で加入するのはやめよう

 

月々200円足らずで加入できる先進特約、生命保険に加入する人なら入りたくなるでしょう。

 

しかし制度そのものが難解であるだけでなく、その将来も不確定なものです。

 

私は民間保険そのものが不要だと考えていますが、一度契約してしまった保険を解約するのは非常に心理的ハードルが高いでしょう。

 

しかしその契約に先進特約がついていたら、あるいは他に過剰と思われる保険内容となっているのなら、一度見直しをお勧めします。

 

 

 

まとめ

 

・先進医療について説明。粒子線治療主体の制度といえる

・先進特約は制度の不確かさ、粒子線治療の効果から不要と考える

・もし医療保険に入っているなら、内容を見直してみよう

 

 

 

 

 

 

おまけ 粒子線治療について簡単に

 

強い放射線を当てると細胞は死滅します。

 

これをがん細胞にめがけて当てることで治療するのが、放射線治療です。

 

これまでその放射線X線(レントゲンとかCTに使われるアレです)が使われてきました。

 

しかし粒子線(実際には陽子か炭素イオン)を使う手法も普及してきました。

 

粒子線はその物理学的に、周囲への余分な放射線が少ないという特徴があります。

 

頭の腫瘍に対する照射範囲の違いが以下のようになります。

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頭蓋内脊索種の治療計画の違い(X線 vs 重粒子線)



 

一般的に語られない粒子線治療の弱点として、準備により時間を要します。(2週間程度)

 

また体型の変化や腫瘍の増大、縮小が起こると、照射計画を作り直さなくてはいけません。

 

準備に時間がかかるということは、その修正にもより時間がかかることを意味します。

 

その間は不完全だとわかっていながら治療を継続するか、中断するかの判断となります。

たろうの月次報告 2021年11月30日-12月1日

こんばんは太郎です。

2021年11月末にコロナウイルスの新型変異株(オミクロン株)が南アフリカで発生した報道のあと、日経平均・S&P500とも大きく下落しています。

私のポートフォリオも大型グロース株の占める割合が多く、ベイカレントとSHIFTで大きく下落してしまいました。

 

はじめに

この一年で米国高配当投資→日本高営業利益率投資→日本高配当投資→日米グロース株投資→ゆっくり成長中配当投資と、投資方針をいろいろ変えてきました。

1年間で実現損益では日本株キャピタルゲインが利益が出やすかったため、グロース株投資に傾倒していましたが、今回のような相場全体の調整局面では分散目的にバリュー株、高配当株も必要だと感じます。

 

ポートフォリオ

今月のポートフォリオは以下の通りです。

今回から評価損益を色以外に、パーセンテージで表現するようにしました。

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2021年12月1日ポートフォリオ
売買振り返り

関通、ドーン、プロシップ、ジャパンエレベーターSH、ウェルビー、FB、DHRを売却し、40万円の損切りをしました。

デクセリアルズ、APPL, GOOG, CROX, NVDA, TSLA, AMD, ABNB, CAT,COST,MSFTを購入しました。

 

12月の狙い

相場全体の下落時に備えて、連続増配、2-3%の中配当株をポートフォリオに入れたいです(例:デクセリアルズ、KO, JNJ)。またコロナウイルスの変異株がこれからも現れることを考えると、ワクチンの開発、製造の需要は持続することが見込まれるため、ファイザー株を買おうとかんがえています。

 

資産の推移 

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資産の推移 2021年12月1日

先月比+189万円となりました。アンビスとケイアイスター不動産が牽引してくれています。最近は外出しても、目に映る事象すべてを市場調査の視線で見てしまう癖がついて、レジャー自体を楽しめなくなっており、自己嫌悪を感じます。