長期投資で評価すべきはリターンではない リスク評価が重要

 

 

目次

 

 

はじめに 長期投資の性質

 

短期投資は損失が続いたり、損切りができずにズルズル行ってしまったり、その時々で評価、反省ができます。

うまくいかないときには修正が必要になります。

 

しかし長期投資はその名の通り長期で運用するため、1回の勝負の結果が出るのに数年〜数十年かかります。

 

また基本的に相場の上げ下げでリターンがほとんど決まってしまいます。

 

なので含み損が出ているからと言って、必ずしもそれが悪い戦略、ポートフォリオとは限りません。

 

では長期投資では何を基準に保有銘柄を決定、評価すれば良いか。

 

これを考えていこうと思います。

 

 

 

米国株が好調 今後も??

 

 

例えば近年では米国株が非米国株より高リターンだったため、全世界株運用していた人は遅れを取っていることになります。

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VT, VTI の10年チャート



 

 

上のチャートは10年間の全世界株式(VT)、全米株式(VTI)の比較チャートですが、大きなパフォーマンスの差がついています。

 

そのためこの間全世界株式に投資していた人は、相対的に「失敗した」と言えます。

 

 

 

米国株に乗り換えるべきだったのか?

 

しかしそんなことは買う時予測できるものではなく、未来も米国優位かはわかりません。

 

どこかのタイミングで米国株に乗り換えるべきだったのでしょうか?私は明確に「NO」だと思います。

 

 

 

私はデュアルモメンタム投資を行っていて、少なくとも過去は乗り換えがうまく機能しました。

 

ただこれは今回の長期保有する戦略とは異なるので、ここでは考えない事とします。

 

デュアルモメンタムについてはこちら 

shotaro37.hatenablog.jp

 

 

あっちが調子良くてこれからも上がりそう、乗り換えようというやり方はきっとうまくいきません。

 

投資の世界は不思議なもので、場当たり的な判断は最終的に損をするようにできています。

 

 

それでは今回の本題、長期投資では何を評価し、未来の投資に活かすべきなのでしょうか。

 

 

 

 

長期投資では分散とリスクの評価が重要

 

 

私は分散とリスクの評価だと考えます。

 

正しく分散できているか、分散しない(高配当やグロース中心)ならば、その理由とうまくいかない時どうするかを考える。

 

リスク(ボラティリティ)はリターンよりもずっと予測しやすいため、自分が取るべきリスクから過不足ないかの計算、評価が重要です。

 

リバランスもリスク調整の手段として説明できます。

 

リターンは自分でコントロールできません。そこに注力してしまうとうまくいかないことが多いです。

 

リスク管理をしっかり行って、適切な分散をする。

 

それができたら結果は市場に任せるだけ。

 

長期投資とはそういうものだと思います。

 

 

 

まとめ

・長期投資はトライアンドエラーができない

・リターンで判断するのも良くない

・自分が目指したリスク、分散ができているかを評価基準にしよう

 

今回は新興国株を持つ自分への慰めでした😂

参考になれば。